仙台市地下鉄南北線は9日朝、車両の故障により一時全線で運転を見合わせ、通勤通学客に影響が出ました。現在は通常ダイヤに戻っています。
仙台市交通局によりますと9日午前8時20分ごろ、地下鉄南北線を走行中の車両でモーターを制御する装置が故障を検知したため、広瀬通駅で緊急停車しました。
この影響で、南北線は約1時間にわたり全線で運転を見合わせました。交通局では、利用客をJR在来線や市バスで代替輸送するなどの対応を取りました。
地下鉄南北線は午後1時ごろまでダイヤの乱れが続き、約2万2000人に影響が出ましたが、現在は通常の運行に戻っています。
故障したのは開業以来30年以上使用している車両で、交通局では詳しい故障の原因を調べています。