おもちゃとしながらも実弾の発射が可能な拳銃が宮城県で見つかり、県警が回収を呼び掛けています。
大友葵記者「一見カラフルでおもちゃのように見える拳銃ですが、本物の銃と同じ発射機能を持っているということです」
宮城県警によりますと、中国製のプラスチックでできたおもちゃの拳銃として流通していて、銃身と弾倉が貫通している、実弾の装填が可能であるなど、本物の拳銃と同じ構造を持っています。
国内では約1万5000丁の流通が確認されていて、宮城県では2024年12月末ごろに商業施設のクレーンゲームの景品として、約130丁の納品が確認されています。
宮城県警はこれまでに約40丁を回収済みですが、所持している人は最寄りの警察署に提出するよう呼び掛けています。期限は12月末までとしています。
宮城県警組織犯罪対策第二課荒井誠警視「同じ拳銃をお持ちの方、見かけたという方は最寄りの警察署までご連絡するようよろしくお願いします」