厳しい暑さでコメの生育への影響が懸念されるなか、小泉農林水産大臣は高温に耐えられる品種に切り替えていくことが必要との考えを示しました。

小泉農水大臣 「コシヒカリへの思いが強く、高温耐性品種に切り替えが進んでいない現場も含め、これからは切り替えていかないと生育への不安が解消しない」

 高温が続くと、コメは白く濁るなどし、生産量の減少につながる恐れがあります。

 小泉大臣は「今年は特にコメの需給が大きな局面になっている」とし、しっかりと現場の状況を把握することが求められていると述べました。

 そのうえで、生産者が高温に耐えられる品種への切り替えを進められるよう、農水省として支援などが不可欠だと強調しました。