政府は7日午前11時から熱中症対策に関する会議を開き、石破総理大臣はエアコンの利用や水分・塩分の摂取などの予防策を呼び掛けました。
石破総理大臣 「国民各位におかれてはテレビなどを通じて熱中症警戒アラートの情報に十分お気を付けていただき、エアコンの適切な利用、こまめな水分・塩分の摂取などの熱中症の予防対策を取っていただきたい」
石破総理は去年の熱中症の死者が2000人を超え、「交通事故の死者数(2663人)に匹敵する数まで増加している」と危機感を示しました。
東京都では死者の8割以上が高齢者で、うち8割以上がエアコンを使っていなかったということです。
石破総理はそのうえで、避難場所にもなる学校の体育館などへのエアコン設置・公民館や図書館など涼しい場所の活用などを環境省や子ども家庭庁など関係省庁に指示しました。