大雨特別警報が相次いで発表された熊本県。この後、雨の範囲はさらに拡大、警戒が必要です。今、浸水はどういった状況なのか、浸水被害が相次いだ熊本県八代市から報告です。
(佐々木快アナウンサー報告) 少しずつ路面が見え始めて水は引きつつありますが、茶色く濁っているのは深さ1メートルほどある用水路で、ここが今いっぱいになっています。奥にかけては道路の境目が分からない状況です。
そして、道路の反対側は水があふれているところがあり、排水溝が低い所に向けて水が流れ続けています。
その水が住宅の方にも流れてきていて、庭先が水でいっぱいになっています。まさに住宅が水に取り囲まれている、そんな状況です。
そんな状況で年配の人、足腰の悪い人は移動ができなくなっています。迎えに来てもらって避難をする人の姿もありました。
そして、このエリアは現在、停電が発生しています。すでに発生してから7時間ほどが経ちました。蒸し暑さも残るなかではありますが、電気の復旧や水が引くのを待っている状況です。