先月の参議院選挙で東京・大田区の選挙管理委員会が無効票約2600票を水増しした問題で、大田区の元区議が警視庁に刑事告発しました。
区によりますと、大田区選挙管理委員会は7月の参院選で不在者投票を誤って二重に計上し、辻褄(つじつま)を合わせるために無効票約2600票を水増ししていました。
この問題を受け、大田区の元区議の男性が今月12日に記者会見を開き、公職選挙法違反の疑いで大田区選挙管理委員会を刑事告発したと発表しました。
元大田区議 岡高志氏 「重大な選挙犯罪であるため厳重に処分されたい、そんなことを記載して提出しました」
大田区は投票が水増しされた経緯について、第三者委員会などによる調査を進めています。