気象庁は9月からの11月までの天候に関する予報を発表しました。全国的に厳しい残暑になるとして、引き続き熱中症対策をするよう呼び掛けました。

 気象庁は今月19日に、9月から11月までの3カ月間の天候に関する予報について会見を開き、向こう3カ月間は気温が全国的に高くなり、「秋の深まりが遅くなる」との見通しを示しました。

 主な原因として高気圧の張り出しが平年より強いため、日本周辺が暖かい空気に覆われやすいことなどを挙げています。

 気象庁は来月以降も厳しい残暑が予想されることから「秋になったら暑さ対策は大丈夫だと思わないでほしい」と呼び掛けました。

 また、秋になっても雨が降りやすい傾向は続くとして、台風や大雨などに関する最新の気象情報に注意するように呼び掛けています。