総務省は楽天モバイルに対して通話履歴などの情報漏洩(ろうえい)を把握しておきながら3カ月以上、必要な報告を行っていなかったとして厳重注意の行政指導を行いました。
今年2月、生成AIを使って楽天モバイルのシステムに不正にログインし、回線契約を行ったとして少年3人が逮捕されました。
その際、閲覧可能になっていた4609人分の通話履歴やメッセージの送受信履歴などの情報が漏洩していました。
総務省は電気通信事業者に対して情報漏洩が発覚した場合、30日以内に報告することを義務付けていますが、楽天モバイルは3カ月以上、報告を行っていませんでした。
楽天モバイルは「ご指摘を厳粛に受け止め、再発防止策の徹底に取り組んで参ります」とコメントしています。