外国からの人材受け入れを促進しようと、宮城県はインドネシア人材を対象とした就職イベントを開催しました。

 県がインドネシア政府と2023年に締結した人材の受け入れを推進する覚書に基づいて開催されました。

 過去2年は、現地の若い世代に宮城県で働くことへの関心を持ってもらうことを主な目的にインドネシアで開催しましたが、3回目は、実際に採用に結びつけることに重点を置き宮城県での開催です。

 水産加工や建設など宮城県の企業約120社と、現地から人材を送り出す約30団体が参加しました。

 ブースでは企業説明のほか、採用に向けた具体的な打ち合わせが行われました。

 更に、宮城県の仕事に興味を持つインドネシア人とオンラインでの面談も行われました。

 新東総業新田航太取締役「多様性を大事に考えている部分もあるし、労働人口がやっぱり少なくなってきているので働いてくれる力として外国出身の方を採用したい」

 県とインドネシア政府が人材受け入れ推進の覚書をあらためて締結し、引き続き連携していくことを誓いました。

 村井宮城県知事「業界によっては本当に人手が足りない悲痛な叫びがあるので、そういったところに優秀な外国人に来ていただいて足りない部分を穴埋めをしていただく。他の都道府県に先立って宮城、1歩でも2歩でも先行して取り組みを進めたい」