国民民主党の玉木代表はガソリンの暫定税率の廃止法案を成立させるため、早期に臨時国会を開くよう求めていく考えを示しました。

国民民主党 玉木代表 「あまりモタモタしてるとですね、国民の皆さんも痺れを切らしてくると思いますし、何よりも物価高騰に対して結局、何もしてないじゃないかということになりますから、速やかな国会(の開会)を求めていきたい」

 ガソリンの暫定税率を巡っては、年内のできるだけ早い時期に廃止することで与野党が合意しています。

 玉木代表は総裁選の前倒しなどを巡る議論が続いている自民党に対して「国民は党内抗争を見たいわけではない」と批判しました。

 そのうえで「参議院選挙で期待された政策実現に与党も野党も応える責任がある」と述べ、憲法の規定に基づく臨時国会の召集要求も検討する考えです。

 また、与党が検討している現金給付について「スピードにおいても金額においても効果があるのか疑問だ。現時点では賛成できない」と述べ、財源を裏付ける2025年度補正予算案が提出された場合は反対する考えを示しました。