秋田県と千葉県沖で計画されている洋上風力発電所の建設について、三菱商事が建設計画から撤退する方向で最終調整していることが分かりました。

　三菱商事などの企業連合は、国が公募した秋田県と千葉県沖にある3つの海域の洋上風力事業を2021年に落札しました。

　しかし、資材価格の高騰などから2月に500億円を超える減損損失を計上し、事業の再評価を行っています。

　関係者によりますと、三菱商事は3つの海域での洋上風力発電事業から撤退する方向で最終調整していて、近く発表する見通しです。

　三菱商事は、「現時点で決定した事実はない」としています。