フランス北西部で消防のヘリコプターが消火のための水をくみ上げようとした際、湖に墜落しました。

 ブルターニュ地方ロスポルドンで24日、農村部で発生した火災の消火活動のため、湖で水をくみ上げようとしていた消防のヘリコプターが墜落しました。

 大きなバケツをぶら下げたヘリコプターは水面に近付いてバランスを崩し、回転しながら水中に墜落しました。

 ロイター通信によりますと、乗っていた操縦士や消防隊員など3人が病院に搬送されましたが、その後、健康状態に問題がないと確認されています。

 このヘリコプターは事故の数時間前、およそ50キロ離れた別の山火事の現場で27回、水をまく作業をしていました。