先月の参院選での公職選挙法違反事件で逮捕されたパチンコ店運営会社の代表ら6人が、投票状況を各店舗に複数回報告させていたことが分かりました。

 「デルパラ」の代表・李昌範容疑者(50)ら6人は、先月の参議院選挙に立候補した阿部恭久候補を当選させようと、店員らに投票の見返りとして報酬を支払う約束をした疑いが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、李容疑者らは選挙期間中から期日後にかけて各店舗に複数回にわたり投票した状況の報告を求めていたことが分かりました。

阿部恭久氏 「(Q.関与していないんですか?)全然知らないもん」 「(Q.何も知らない?)…」

 警視庁は、店舗ごとの投票率を競わせていた可能性もあるとみて調べています。