日本維新の会の石井章参議院議員が公設秘書として届け出ていた人物に勤務実態がなく、国から給与をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は石井議員の関係先の捜索に入りました。
(社会部・西平大毅記者報告) 秘書給与詐取の疑いで特捜部が議員会館の捜査に入るのは2年連続で、政治不信に拍車を掛けそうです。
詐欺の疑いで特捜部が家宅捜索に入っているのは、日本維新の会の石井章参議院議員の議員会館事務所や、茨城県にある地元事務所です。
このうち議員会館事務所では27日午前11時前に係官数人が入っていくのを確認できました。 関係者によりますと、石井議員は勤務実態のない人物を公設秘書として届け出て、国から秘書給与をだまし取った疑いがあるということです。
特捜部は秘書給与を巡る資金の流れなど実態解明を進めるものとみられます。