山口県宇部市の長生炭鉱から引き揚げられた骨のようなものについて、警察は鑑定の結果、人骨だったと発表しました。

 宇部市の長生炭鉱では1942年に水没事故が発生し、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。

 市民団体が25日から遺骨収集に向けた調査を行っていて、水深およそ43メートルの坑道内で骨のようなもの4つを見つけ、引き揚げました。

 警察に鑑定を依頼していたところ27日、警察は鑑定の結果いずれも人骨だったと発表しました。