1日は防災の日です。2024年度の地震保険の契約率が初めて7割を超えました。

 地震保険は、地震や噴火、津波で建物や家財が損害を受けた時に支払われるもので、火災保険とあわせて契約する仕組みです。

 損害保険料率算出機構によりますと、昨年度の地震保険の契約率は70.4%と、2001年の統計開始以来、初めて7割を超えました。

 22年連続の増加で、東日本大震災以降では20ポイント以上、増えています。

 都道府県別では宮城県が最も高く89.3%、次いで熊本県、高知県となっています。

 1年の上昇率では富山県が最も高い2.8ポイントでした。

 日本損害保険協会は、各地で地震が続くなか、被災後の経済的な備えへの意識が高まっているとみています。