東京商工リサーチの調査によりますと、異動や出向などに伴う「転勤」を理由に、直近3年で従業員が退職した経験のある大企業が4割近くに上ることが分かりました。

 時代の変化で共働き世帯が増加していることや、育児・介護などを抱え転勤を望まない従業員が増えてきていること、終身雇用の意識が薄れてきたことが要因だと分析しています。

 転勤を従業員が選択できる制度の導入や、転勤の手当を厚くしている大企業が3割程度にとどまっている実態も浮かび上がりました。

(「グッド!モーニング」2025年9月1日放送分より)