暴動化しているインドネシアのデモを受け、外務省は現地の日本人に水や食料を備蓄するよう呼び掛けました。
インドネシアでは先月25日から議員の高額な住宅手当などに反発する抗議デモが始まり、市民が警察車両にひかれ死亡したことから、各地で暴動に発展、7人が死亡しました。
現地メディアなどによりますと、警察施設や地方議会の庁舎が放火されるなどしたほか、財務相や議員の自宅も襲撃されました。
こうした状況を受けて外務省は、現地に住むおよそ1万5000人の日本人に対し、水や食料、燃料などの備蓄を呼び掛けました。
すでにデモの参加者ら950人以上が拘束されていますが、デモ参加の呼び掛けは続いていて、少なくとも5日まで行われるという情報もあるということです。