東京湾に寄港しているイギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の艦内に、無人機やミサイルなどを手がける海外の企業が集まり、最新の技術をアピールしました。

 艦内で開かれた「防衛産業デー」にはイギリス企業を中心に29社が出展しました。

 ウクライナでの長時間の運用実績がある「TEKEVER」は偵察などに使用する無人機の模型を披露しました。

 BAEシステムズは日本、イタリアと次期戦闘機の共同開発を進めている企業です。

BAEシステムズ担当者 「今、世界の地政学で何が起こっているかは明らかです。アジアは私たちにとって非常に重要な市場です」

 会場には自衛隊関係者や防衛産業関係者らが集まり、なかでもドローンなどの無人システムに注目していました。

 無人航空システムに携わる企業の担当者は、官民両方の分野でドローンが欠かせないものとなっていて、無人システムの需要も売り上げも大幅に増加していると話しました。