立憲民主党の野田代表は、来週にも執行部を含めた人事に着手することを表明しました。小川幹事長が続投するかどうかが焦点です。
立憲 野田代表 「党内改革に着手をして、党勢拡大に向けたまさに一丸となった体制を作っていきたい。自民党よりも早く体制整備をするためにも、執行役員を含めた骨格人事についても着手をしたい」
来週にも両院議員総会を開いて執行部を含めた人事に着手するほか、党の組織改革を進める方針です。
小川幹事長は、自民党よりも早く人事を行うことについて「党勢浮揚に向けてあらゆる判断や決断をする野田代表の強い覚悟だ」と強調しました。
一方で、自身の進退については「代表の専権事項だ」と述べるにとどめました。
立憲民主党は、参議院選挙で獲得議席が横ばいにとどまったことを「事実上の敗北」「抜本的な体制の見直しと党改革を進める」と総括しましたが、党内からは小川幹事長ら執行部の責任を問う声が上がっています。