家の中にクマがいた。「次の被害は人」。
■自宅で“クマ遭遇”住人恐怖
目と鼻の先にいるクマ。間にはガラス戸1枚があるのみです。
クマの侵入は連日…。飼っていたニワトリなどが次々と襲われ、3日には13羽が全滅したばかり。
しかし、クマはその翌日の4日にも…。さらに、その翌日の5日にも現れました。しかも同じ時刻に…。
クマが侵入した家の人 「晴れてる夜は7時から7時半。雨が降ると9時半。夕食、食べに来るの?というくらいにぴっちり…」
鳥を食べ尽くした後の狙いは鳥の餌(えさ)でした。クマは餌の入ったバケツをくわえて壁の隙間から外に出ようとしますが、失敗。バケツを諦めて反対側からいったんは外に出ましたが、再び現れ、今度はバケツをまんまと持ち去ったといいます。
クマが侵入した家の人 「クマは学習能力がある。それで執念深い。1回、狙ったら必ず取りに来る」
心配なのは鳥の餌も食べ尽くした後のことです。
侵入された家の人 「ここに餌がないと思ってよそに行かれると、被害出てくると思うんです。それも、鳥じゃなくて人」
このクマは7日朝に罠に掛かっているのが見つかり、殺処分されました。