日本銀行は19日午後、2日目の金融政策決定会合を終え、5会合連続で政策金利を据え置くことを決めました。

 日銀は引き続き、政策金利である短期金利の誘導目標を0.5%程度に据え置きます。

 利上げの見送りは5会合連続です。

 日米の関税協議は合意したものの、アメリカ経済や国内企業の業績などへの影響を見極めるにはさらに時間が必要だと判断したとみられます。

 また、不透明な国内政治の先行きも影響したとみられます。

 金融関係者からは、次の利上げは早ければ10月という声もありますが、来月4日の自民党の総裁選の結果次第では「年明けになる可能性もある」という声も出ています。