19日の日経平均株価は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて一時、大きく値下がりしました。

 午前の日経平均は、18日のニューヨーク市場で主要な株価指数がそろって最高値になった影響で値上がりしました。

 しかし午後に入り、日銀が政策金利の維持を決定して円高が進んだことや、金融緩和の一環として買い入れてきたETF=上場投資信託の売却を決めたことを受け、午前の終値から一時1100円余り値を下げました。

 市場ではETFの売却決定の発表が「サプライズだった」と受け止められ、日経平均が大幅に値下がりしたほか、長期金利も上昇しましたが、その後徐々に落ち着きました。

 日経平均終値は、18日より257円安い4万5045円でした。