10月から改修工事に入るために見ることができなくなる東京大学の赤門が、秋の卒業式に合わせて開かれました。
国の重要文化財である東京大学の赤門は、耐震性の問題で2021年2月から閉められていますが、卒業式などの式典に合わせて年に数回、記念として開かれます。
10月からはおよそ2年間の改修工事に入るために見ることができなくなりますが、秋の卒業式に合わせて19日に開かれました。
東京大学 卒業生 「開いているのを正直初めて見たので、すごくうれしい」
大学はこれまで赤門の復旧に向けてクラウドファンディングで資金を募るなどしていて、赤門の建設から200年となる2027年秋ごろの完成を目標に、工事が進められる予定です。