清掃中の作業員2人がセメントの下敷きになり、1人が死亡しました。

 警察によりますと、30日午前11時すぎ、福岡県田川市にある麻生セメントの工場で、関係者から「意識と呼吸がない」などと通報がありました。

 作業員の男性2人がサイロと呼ばれるセメントを溜めるタンクの中でセメントの下敷きになったとみられていて、このうち1人は46歳の男性で、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 もう1人はけがの程度は不明ですが、意識はあるということです。

 当時2人はサイロ内で壁に付いたセメントをはがす清掃作業中で、はがれたセメントが落下してきたということです。