宮城県のインフルエンザの1医療機関当たりの患者数が、流行開始の指標である1人を上回り、流行シーズンに入りました。
12日までの1週間に確認された宮城県のインフルエンザ患者数は、1医療機関当たり1.96人と前の週と比べて1.00人増えました。
この秋初めて、流行開始の指標である1医療機関当たり1人を上回ったことから、流行シーズンに入ったことが確認されました。
保健所別では、気仙沼市が前の週より3.25人多い3.75人と最も多くなっています。次いで仙台市が2.65人、仙南が2.40人、大崎が1.00人、石巻が0.60人などとなっています。
インフルエンザの流行シーズン入りは前年に比べて5週早く、県は手洗いやこまめな換気など基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。