アメリカの司法省が、第1次トランプ政権で国家安全保障問題担当の大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏を起訴する方針だとアメリカメディアが報じました。

 アメリカメディアによりますと、司法省は16日にもボルトン氏が機密情報を違法に取り扱った疑いで連邦大陪審に起訴するよう求める方針だということです。

 ボルトン氏は第1次トランプ政権で外交政策を巡る意見の相違などから辞任し、その後、トランプ氏を再三にわたり批判してきました。

 トランプ氏はFBI(連邦捜査局)のコミー元長官や、ニューヨーク州のジェームズ司法長官など、政敵とされる人物を相次いで起訴していて、今回の件も報復措置とみられています。