仙台市青葉区で里山の自然に触れるイベントが開かれ、小学生らがクマを引き寄せる原因となる柿の実を収穫しました。

 青葉区新川地区では、文化や暮らしに触れてもらい地域に関わる人を増やそうと6年前から子どもが対象の体験型イベントが開かれています。

 3日に行われた柿の収穫には、近隣地区の小学生の親子などおよそ30名が参加しました。

 クマ対策で花火の音を鳴らした後、参加者は町内会のメンバーなどに教わりながら脚立に登って柿を収穫していきました。 

 

 参加した小学生「柿がもともと果物で一番好き(で参加した)。めっちゃ疲れる」

 参加した小学生「大変だけど楽しかった。穫れた時はうれしい」

 子どもたちは人里に放置された柿はクマやイノシシを寄せ付ける原因になることなどを学び、地域への理解を深めていました。

 きょう収穫した柿は皮をむいて干し柿に加工し11月末に味わう予定だということです。