仙台市が青葉山エリアに整備する音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設について26日夜、市民や専門家らによる意見交換会が開催され、参加者からは総事業費が更に膨らむことへの懸念の声などが出ました。

 市民や建築士、舞台芸術の関係者などでつくる市民団体が開催した意見交換会には、70人以上が参加しました。

 初めに担当する設計事務所の担当者が、基本設計の中間案を説明すると参加者から様々な意見や疑問の声が出ました。

 「このホールをどういう体制で運営していくのかが見えないので、全然このホールが私たちのためになるのか分からない」「人件費や建築費などが上がってくるんじゃないのかなと心配しています」

 これに対し出席した仙台市の担当者は、市民にも施設のメリットがあることを示しながら、コストについての説明を丁寧にしていきたいなどと話しました。

 音楽ホール・メモリアル拠点を考える市民会議高橋直子代表「自分事として自分たちがどうやって使っていくか、これをどう守っていくか、どう後世に伝えていくかということも含めて話し合いの場を作らないと、もうどんどん進んでしまう」

 音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設は、2031年度の開館を予定しています。