アメリカでラテン系住民版のキング牧師といわれる公民権運動の指導者セサール・チャベス氏が生前、少女を性的暴行していた疑いのあることが分かりました。

 ニューヨーク・タイムズの調査報道によりますと、現在66歳の女性2人がデモ行進に参加した12歳と13歳の時、セサール・チャベス氏から性的暴行を受けたと証言しました。

 過酷な労働環境の改善を訴えたチャベス氏は1962年に全米農業労働者組合を創設。その後の70年代にかけては、ラテン系住民の公民権運動におけるカリスマ指導者でした。

 1993年の死後には大統領自由勲章を授与され、今も各地で銅像が立てられ、通りの名称にもなっています。

 チャベス氏と共闘し女性リーダーだったドロレス・ウエルタさん(94)も性的暴行を受けたと証言し、ラテン系住民の間で大きな波紋が広がっています。