宮城県気仙沼市を流れる大川で、地元の組合が100年に及ぶサケのふ化放流事業を終了させることが分かりました。
気仙沼鮭漁業生産組合では、1914年から卵からふ化させ宮城県が買い上げたサケの稚魚を大川に放流する事業を行ってきました。
しかし震災以降、海水温の上昇などで親となるサケの捕獲数が激減していて、放流数もピークの2008年には1000万匹でしたが、2024年は他の河川から卵を購入したものの35万匹まで落ち込みました。
代わりの事業として養殖ギンザケ用の稚魚の飼育なども模索しましたが、軌道に乗らず今後も収益が見込めないことと、組合員の高齢化も考え事業の終了を決めました。
管野幸一組合長は「事業を終えることは断腸の思い」と話していて、今後は施設の有効活用を検討していくとしています。