皇族数の確保に向けた皇室典範改正案の骨子が判明しました。衆参両院の議長らは25日にも与野党の代表者による全体会議を開き、意見を聞く方針です。
森衆議院議長 「本日、私ども両院正副議長4者で木原官房長官から骨子案の最終案と要綱案の提示及び説明を受けました。骨子案については了承となりました」
22日に政府が示した皇室典範改正案の骨子では、立法府が取りまとめた総意を踏まえ、女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにするほか、旧11宮家の男系男子を養子に迎えられるようにしています。
女性皇族が結婚後も皇室に残る際には皇室会議で議論した後、届け出を行い、皇族費については親王らと同額の2倍に引き上げるとしています。
ただ、配偶者や子の扱いについては言及されていません。
一方、旧11宮家の男系男子を養子に迎える場合は配偶者と子のいない15歳以上を対象としています。
養子となる本人については「皇位継承資格を有しない」と明記していますが、生まれた子どもの皇位継承権については記載していません。
また、改正案の付則には「必要があると認められる場合には30年ごとに見直しを行う」としています。
森議長は木原長官との会談後、「(骨子を条文に近付けた)要綱案については細部で詰める必要が残ったので、再度修正したものの提示を受けることになった」と述べました。
25日に各党の代表者らによる全体会議を開きたい考えです。
政府・与党は今の国会での成立を目指していますが、一部の野党は急がずに丁寧に議論するよう求めています。