FIFAワールドカップは試合だけではなく、様々な国際交流を生むきっかけになっています。
2002年、宮城県も舞台となった日韓大会では、宮城県とローマが姉妹県としての交流を続けてきた実績を基に、仙台市がイタリア代表のキャンプ地になりました。
デルピエロやトッティといった当時のスター選手が集結し、歓喜と興奮に包まれた1カ月になりました。
FIFAワールドカップ2026、日本は決勝トーナメント1回戦でブラジルに2−1で惜しくも敗れました。
柴田町とブラジル南部のパラナ州に位置するアシス・シャドブリアン市は、1981年から友好都市を締結しています。当時のアシス・シャドブリアン市の市長が日系2世で、父親が柴田町出身だったこときっかけです。
このほか、宮城県の市町村が結んでいる友好都市の例です。
東北南部が梅雨入りした翌日の21日、大崎市の鳴子ダムを10組の親子連れが訪れました。
男児「鳴子ダムは初めて。人の力ってすごいなと思った」
大崎市の姉妹都市、東京都台東区の皆さんです。
大崎市と台東区が姉妹都市となったきっかけは、1982年に開通した東北新幹線です。大崎市の古川駅と台東区の上野駅、それぞれ停車駅を持つ縁をきっかけに1984年1月に姉妹都市となりました。
それ以来40年以上にわたり、古川まつりでの交流や小中学校への大崎市産の米、ささ結を贈呈するなど、国内外8市町村と提携を結ぶ大崎市の中でも台東区は特に深いつながりがあります。
鳴子ダム見学を含むツアーも、自然への学びを深めてもらおうと大崎市と台東区が毎年開催しています。
この日梅雨入りしたばかりとあって、植樹の予定を変更して一行は日本こけし館を訪れました。こけし工人が鳴子こけしの首をはめ込むプロの技で、子どもたちを魅了します。
そして、子どもたちがこけしの絵付けを体験しました。
大崎市では交流事業の一環として、こけし工人が毎年台東区の小学校で出前授業していて、今回が2回目という子どももいました。
「前回から絵の描き方が成長したなと」「新幹線で2時間半くらいなので、家族みんなでまた来れたら」「こけし描いたり田んぼに行って虫とか取ったりしたのが楽しかった」「きれいな場所だなと思った。山とかいっぱいあって」「お米のイメージが強かったが、色々な魅力があると感じた」
台東区環境課行木渉係長「大崎市を気に入っていただいて個人的に遊びに来たりとか住んでいただくとか、もっと行政ではなく区民レベルでの交流が深まっていけばなと。そのきっかけになればと思います」
宮城県の自治体の友好姉妹都市提携のきっかけです。
気仙沼市と東京都目黒区は、古典落語の噺「目黒のさんま」が元となったイベントに気仙沼市がサンマを提供してきたことで、2010年に友好都市協定を締結しました。
利府町とフランス領ニューカレドニアのリフー島は、名前が似ていることがきっかけで、1980年に姉妹都市になりました。
東松島市と埼玉県東松山市も名前が似ていることがきっかけですが、官を挙げた東日本大震災の復興支援の取り組みにより2015年に友好都市となりました。
このほか、宮城県には災害支援がきっかけで、交流が進んだ例が多くあります。