乗組員の飲酒問題などを巡って複数の違反が確認された東海汽船に対し、国土交通省の関東運輸局は、行政処分にあたる3つの命令を発出しました。

 東京都心と伊豆諸島を結ぶ船を運航する東海汽船を巡っては、乗組員が酒気を帯びた状態で当直の勤務に就くなど、これまでに複数の法令違反が確認されています。

 国交省の関東運輸局は、東海汽船に聴聞や文書による弁明の機会を与えたうえで、28日付で海上運送法に基づく安全統括管理者などの解任、安全確保の報告や再発防止、船員法に基づく是正など、行政処分にあたる3つの命令を発出しました。

 いずれの命令も期限は来月28日です。

 東海汽船は「安全運航が事業運営の根幹であることを改めて全役職員で認識し、再発防止を徹底し、皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。