栃木県選挙管理委員会は、那須町長選挙を巡る東京高裁の判決について、上告しない方針を決定しました。

 那須町長選挙を巡り、8日に東京高裁は、平山幸宏氏の当選を無効とした県選管の裁決を取り消す判決を出しました。

 これに対し、16日、栃木県選挙管理委員会は上告の申し立てを行わないことを決定しました。

 これにより、平山氏の当選が確定します。

 県選管は東京高裁の判決について、憲法違反とまでは言えず、過去の最高裁の判例に基づいているため、上告が認められる可能性は極めて低いと判断したことや、町政の混乱がこれ以上長引くことを考慮したということです。

 県選管の金田尊男委員長は会見で「自書式の限界を実感した。電子投票を普及していくことがこれから重要になる」と話しました。