太平洋戦争の終戦間際の戦いにより、宮城県女川町内で戦死したカナダ兵を追悼する式典が行われました。

 須田善明女川町長やニコール・メザロス駐日カナダ国防軍副武官など約20人が参列し、連合国側のカナダ兵ハンプトン・グレー大尉を追悼しました。

 1945年8月、終戦間際の女川空襲でグレー大尉の戦闘機は撃墜され、女川湾に墜落しました。

 女川湾を望む高台に立つ慰霊碑は、グレー大尉をしのび1989年に建立されました。

 敵兵の慰霊碑を建てることに反対の声もありましたが、憎いのは敵兵ではなく戦争だと地元の男性が主張したことから建立が実現した経緯があります。

 建立した神田義男さんの孫神田義健さん「改めて平和の大切さを感じながら、日本とカナダの関係がこれからも良好になればいいなと思いながら参加させていただきました」

 式典では黙とうの後、慰霊碑に花が手向けられ参列者が友情と平和を誓い合っていました。