大学生などを対象にした「宮城県庁の仕事」の見学会が開かれ、約80人が参加しました。

 職場見学会では、まず県の組織や事業について説明が行われました。

 続いて、それぞれの学生が希望する職場を見学し、具体的な取り組みについて学びました。

 このうち、環境政策課では低炭素社会の実現を目指して「みやぎ環境税」を財源にエコ住宅の促進を進めていることや、県が開発したスマホアプリを活用してレジ袋辞退など環境に優しい取り組みを広める独自事業「ecoチャレンジみやぎ」などについて説明を受けました。

 環境政策課を見学した学生「地元である宮城県での環境対策が実際に具体的にどのようなことが行われているか、これからの課題を知りたいと思ったので参加した」

 県職員を目指す学生は2012年度は2200人いましたが、少子化などの影響で2021年度は1100人ほどとこの10年で半減しました。

 県では今後も見学会などを開いて、優秀な人材の確保につなげたい考えです。