公立高校入試の出願倍率が発表されました。平均倍率は1.01倍で過去2番目に低くなりました。

 宮城県教育委員会によりますと、全日制は69校132学科の募集定員1万3880人に対し、出願者数は1万4005人で平均倍率は1.01倍。

 2021年の0.96倍を0.05ポイント上回りましたが、過去2番目に低くなりました。

 倍率が最も高かったのは、宮城一高に新設された国際探究科・理数探究科で1.79倍、次いで、仙台向山の理数科1.73倍、泉の普通科1.68倍です。

 また、普通科では仙台一高1.45倍、仙台二高1.14倍、仙台三高1.41倍。

 仙台市以外では、石巻0.86倍、気仙沼0.90倍、古川1.09倍、白石1.10倍などとなっています。

 専門学科では、宮城工業の情報技術科で1.65倍、仙台工業の建築科で1.53倍、白石の看護科で1.45倍などとなっています。

 試験日は3月4日と7日で、新型コロナへの感染や濃厚接触者となった受験生については、10日に追試験が設けられています。

 それでも回復しなかった場合は、2次募集の23日に志望校の受験が可能です。