2022年のゴールデンウイークは、宮城県内の観光地ににぎわいが戻りましたが、南三陸町のさんさん商店街では、感染拡大前よりも多くの人が訪れているということです。

 南三陸町志津川の復興祈念公園では、全国から多くの人が訪れていて、旧防災対策庁舎に向かって手を合わせていました。

 「(被災地を)少しでも見たり買い物をして応援ができればなという思いで、10年経ちましたけどもやっと来られるようになって来てみました」

 「(震災は)人をいっぱい奪ったし建物とか思い出とかもいっぱい奪ったんだなと、色々見て回って感じてます」

 また、近くのさんさん商店街では、飲食店に列ができるなど観光客でにぎわいました。 「志津川のたこめしをいただきに来まして、犬の散歩の兼ねてGW最後だったので遊びに来ました」

 「ウニ丼が食べたくて来ました。とってもおいしかったです」

 商店街によりますと毎年、祝日が並んでいる5月3日から5日までの3日間は特に多くの人でにぎわいますが、2022年はその3日間で約4万人が訪れたということです。

 これは、新型コロナ感染拡大前の2019年の同じ期間と比べ、5000人も多いということです。

 南三陸さんさん商店街山内大輔会長「すごくありがたいですね。お客さんもこのGWを満喫したいという雰囲気が出ているので、来年再来年と引き続き無事に大型連休を迎えられればと思いますね」