楽天イーグルスは9日の試合、ロッテに10対1で大敗しましたが、プロ初登板の3年目、内が好投しました。

 2番手でマウンドに上がったのは、高卒3年目20歳の内星龍。伸びのあるストレートで最初のバッターから三振を奪うと、切れ味鋭いスプリットも披露。3回を投げ1人のランナーも許さないパーフェクトピッチングでデビューを飾りました。

プロ野球解説者・江尻慎太郎さん

 プロ初登板の内、完璧なデビュー戦ですばらしいピッチングでした。

 内のフォーム、実はWBC日本代表オリックスの山本由伸のフォームをコピーしているそうです。

 私もコピーの経験あります。メジャーリーグで抑えとして大活躍した、マリアノ・リベラの真似をしていました。フォームのコピーは良いと思います。

 あのピッチャーならこの場面でどう投げるとか、客観的に冷静に考えられ、落ち着きや自信にもなります。

 内星龍投手「僕と由伸さんは、体格も違うし真似するというよりは参考にして、由伸さんがなぜああなっているとか、なぜ球が良いとか、もっともっと突き止めていって僕も近づけていけたらと思います」

 研究熱心なことはすばらしい。私がお勧めするならチームの野手を研究すること。例えば、浅村に自分にどう攻められたら嫌なのかを聞いてみるとか、そういった研究の仕方も良いと思います。

 まだ20歳、先発としても期待です。