作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの秘蔵資料を集めた展覧会が開かれています。

 この展覧会は2021年に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんを追悼しようと、仙台市青葉区の藤崎で開かれています。

 会場には女流文学賞を受賞した代表作、夏の終りなど300冊が展示されている他、1973年、岩手県の中尊寺で出家した際に身につけていた着物など約470点もの貴重な資料が展示されています。

 「震災の時、寂聴さんとお話したことがずっと支えになってそのご縁で。古いはがきとか、全部とってあるんだなってすごく感激しました」

 展覧会は8月7日まで開かれています。