沖縄県でアメリカ海兵隊のヘリから重さおよそ18キロのバッグが誤って落下した事案を受け、林官房長官はアメリカ側に安全管理と再発防止を申し入れたと明らかにしました。
林官房長官 「周辺住民の方々に影響や不安を与えることがないよう、安全管理に万全を期すとともに、再発防止の徹底について本日、沖縄防衛局から在沖海兵隊に対し申し入れを行った」
林長官はヘリからの落下物による被害の情報はないとしたうえで、現在、アメリカ側と共同で落下物の捜索を行っていると説明しました。
また、米軍機の運用は「安全の確保が大前提だ」と述べ、引き続き安全管理に万全を期すよう求めていくと強調しました。
一方、沖縄県への情報提供についてはアメリカ側から情報を入手した後「可能な限り速やかに行った」と説明しました。