三井住友FGがソフトバンクと提携し、個人向け総合金融アプリ「Olive」とキャッシュレス決済「PayPay」を連携させることが分かりました。

 今回の連携によって、Visa加盟店で「Olive」を使って決済をする際、PayPayの残高払いが選択できるようになるほか、VポイントとPayPayポイントの交換も可能になります。

 また、ソフトバンクの生成AIを使って、三井住友カードの事務やコールセンター業務を自動化したり、三井住友カードとソフトバンクが持つ決済データと人流データを組み合わせて加盟店に新規出店を提案したりすることなども検討されています。

 500万人の利用者を持つOliveと登録者6900万人のPayPayが連携することでキャッシュレス決済の利用者の囲い込み競争は一段と激しくなりそうです。