宮城県南三陸町の小学生が、地元に伝わる伝統のシロウオ漁を体験しました。

 伊里前小学校の近くを流れる南三陸町歌津の伊里前川では、産卵のため海から川に上ってくるシロウオを石を積み上げた仕掛けで籠に誘導するざわ漁が行われています。

 4年生16人は、漁師からざわ漁の仕組みについて説明を受けながら5センチから6センチほどに育ったシロウオを手で捕まえるなどして、地元の伝統を学んでいました。

 児童「(シロウオの)取り方が分からなかったので、教えてもらってなるほどと驚きました」「(シロウオ漁は)昔から受け継がれてるんだなということが分かりました」

 南三陸町のシロウオ漁は、6月中旬まで行われるということです。