横浜市のパチンコ店で、先月、50代の男性が男から「3万円出せ」と脅されて顔を切り付けられた事件で、警察は61歳の無職の男を逮捕しました。
無職の山崎満秀容疑者(61)は先月1日、横浜市南区の自宅の近くにあるパチンコ店の敷地内で、「3万円出せ」と58歳の男性を脅したうえ、顔をナイフで切り付けた疑いが持たれています。
警察によりますと、男性が喫煙所にいたところ、山崎容疑者が果物ナイフのようなものを見せつけて脅したということです。
男は金を取らずに逃走しましたが、男性は抵抗した際に左頬を切り付けられ、全治1カ月のけがをしました。
2人に面識はありませんでした。
取り調べに対し、山崎容疑者は「お金が欲しかったからやってしまいました」と容疑を認めています。