寄り付きから287円高となり、3万8000円台を回復して始まった9日の日経平均株価。その後も堅調に推移し、上げ幅は一時430円を超え、終値は先週末から346円高い3万8088円でした。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏 「週末の米国雇用統計は非常に堅調な状況で、それを受けてアメリカ株は強く進展しています。また、FRBが利下げを急がないという見方が出てきていますので、それによって為替も円安ドル高に振れています」

 今後も3万8000円台は維持できるのでしょうか。

「海外の投資家が日本株を買っていることや、アメリカ株も含めて高値更新に近づいてきている。遅かれ早かれ、3万8000円台を値固めしてくる展開は予想できる。ここの値段が固まってくれば上抜ける可能性が出てくる」

(「グッド!モーニング」2025年6月10日放送分より)