石破総理大臣は公明党の斉藤代表と会談し、来月に行われる参議院選挙について、非改選も含めて与党で過半数の議席を獲得できるよう連携していく方針を確認しました。

公明党 斉藤代表 「いよいよ参議院選挙が始まるので、しっかり自公連携して、過半数確保に向けて頑張っていこうと」

 非改選と合わせて与党で過半数の議席を維持するためには50議席の獲得が必要で、会談では具体的な選挙区を挙げながら協力の在り方を確認したということです。

 一方、アメリカのトランプ大統領が広島と長崎への原爆投下を引き合いにイランの核施設への攻撃が戦争を終結させたと述べたことについて、斉藤代表は原爆投下を正当化する発言で遺憾だとの考えを伝えました。

 そのうえで、核兵器使用の正当化だけは認められないと発信すべきだと指摘しました。

 石破総理大臣は「基本的には同じ考え方だ」と述べたものの、政府の対応については明確に回答はしなかったということです。