宮城県を中心に活動している、すい臓がん患者の会による写真展が仙台市青葉区で開催されています。

 仙台市市民活動サポートセンターで写真展を開催しているのは、宮城県を中心に活動しているすい臓がん患者と家族の会、ぶどうの木」す。

 写真展は難治がんと言われるすい臓がんのネガティブなイメージを変えたいという思いから、メンバーらがモデルとなった写真52点が展示されています。

 今回が3回目で、テーマは「和(なごみ)」です。

 ぶどうの木代表の濱端光恵さんが、2025年に結婚20年を迎え、夫婦で20のサインを作っている写真や、退院からわずか1カ月後に撮影されたという写真からは、和やかな笑顔で見ている人に楽しさが伝わります。

 ぶどうの木濱端光恵代表「2人に1人ががんになる時代ですので、がんになっても大丈夫だよっていうところを見ていただければうれしいなと思っております」

 写真展は、仙台市市民活動サポートセンターで27日まで開催されています。