介護人材が不足する中、宮城県の介護施設に就職した職員の合同入職式が行われました。
式には、2025年に宮城県の様々な介護施設に就職した約110人が出席しました。
職場を超えた同期の仲間をつくることで、介護の仕事に対するモチベーションを高めてもらおうと、宮城県が9年前から行っています。
式では新入職員を代表して、新野洋明さんが誓いの言葉を述べました。
新野洋明さん「介護とは利用者様の思いを尊重し、その方が日々生き生きと過ごすことができるようサポートすること、その方の人生に大きく関わるとても大切な仕事だと思っています」
宮城県では、2026年度に1802人の介護職員が不足すると推計されていて、介護ロボットの導入支援などで職員の負担を軽減しようとしています。
新入職員「たくさんの激励のお言葉をいただいて、改めて自分が誇りある尊い仕事に就いたんだなと思って実感しました。自覚を持って利用者様に寄り添った介護ができるように心掛けなければいけないなと」