命の大切さを学んでもらおうと、宮城県岩沼市の園児にカブトムシの幼虫がプレゼントされました。

 岩沼保育園にカブトムシの幼虫をプレゼントしたのは、県立支援学校の生徒8人です。 生徒たちは農業に関する授業の一環で、カブトムシの幼虫を育ててきました。

 園児に大切に育ててもらうため、カブトムシが幼虫から成虫になるまでの過程や、餌の与え方などを飼育容器や模型を使って説明しました。

 園児たちは早速、容器の中から幼虫を探し出していました。

 園児「楽しかった」「クワガタムシを持ち上げて勝つところが好き」

 県立支援学校岩沼高等学園松野颯羅さん(3年)「生きてることって普通じゃない、命は大事なので、カブトムシも大切にしてくれたらいいなと思います」

 県立支援学校では9日、別の保育園にもカブトムシの幼虫や幼虫の糞から作る肥料で育てた花をプレゼントしています。